名古屋・長久手市近郊で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです
今日は今年の為替相場(米ドル円)について振り返ってみます
今年の年初は1ドル120円前後でいたが半年経った今は104円まで円高が進んでいます
約15%程円の価値が上がったことになりますね!
年初は誰もがここまでの円高は考えれなかったところでしょう
中国の株安ショックやアメリカの利上げが予定通り進まなくて日本とアメリカの金利差は広がりませんでした
為替が変化する要因は主に3つになります
- 経常収支
- インフレ
- 金利差
1に関しては原油安と円高により貿易赤字は縮小されました
貿易赤字縮小になるとドルを調達する量が少なくなる為円高になります
2のインフレに関しては日本とアメリカのインフレ差が影響します
アメリカの消費者物価は2%前後の上昇が理想ですがこの半期では雇用情勢など思い通りにいかずに上昇率は下がりました。日本は相変わらず1%未満の上昇でしたので、大きなインフレ差が出ませんでした。アメリカのインフレのほうが大きく差が広がれば円安になる傾向がありますが今回は差が少なく円高になる要因になりました。
3の金利差に関しても政策金利の利上げが予定通りいかなく金利差が広がらず安全資産の円にお金が集まり円高になったと言えるのではないでしょうか。
為替の変動要因の3つが振り返ってみると円高になった要因はありました
こらからはアメリカの利上げが今年何回するのか、インフレはするのかなどで為替の変動はしそうですね
3つ以外でももちろん影響はあります
今は英国のEU離脱があるのかが一番気になるところですね!