名古屋及び東海地方を中心に活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
今日は年金(老齢年金)についてお伝えします。
老齢年金とは私達が高齢者になった時に支給される年金のことです。
働かなくなった後の大切な収入源ですね!
ではこの年金は何歳からもらえるかはご存知ですか?
答えは今のところ65歳から支給です。
今のところなので将来は変更になる可能性があるということです。
もしかしたら68歳になるかもしれませんし70歳に変更になるかもしれません。
過去のことを振り返ってみると元々年金制度が出来た時は会社の定年は55歳で年金支給も55歳からでした。
それが医療制度の発達などにより長生きするようになり、高齢者が多くなってきました。
受給する人が多くなってくると財源が多く必要になるので支給年齢を遅らせることにしました。
それで第1段階は55歳から60歳に変更して次に移行中でありますが、60歳から65歳へと変更になっています。
ということはさらに長生きになっている日本人、そして年金制度を支えてくれている若者の減少は進んでいる現状ではどうでしょうか?
65歳からの変更も十分考えられるのではないでしょうか。
現に先進諸国の年金受給スタートの年齢はどうでしょうか?
アメリカは2027年より65歳から67歳に移行
イギリスは2046年より65歳から68歳に移行
ドイツは2029年より67歳に移行
となっています。
日本も65歳からさらに年金がもらえる年齢が遅くなることも考えられそうです。
ライフプランを計画する時には現状の制度でお伝えしておりますが、年金の受給年齢の後倒しは想定をしておくと良いと思います。