名古屋を中心に東海地方で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです
今日はフィリピンの経済について少し触れてみたいと思います
なぜ今この時期にフィリピンかというと先月の6月30日に新しくドゥテルテ大統領が就任しました。
国のトップが変わる時にその国の経済の政策などが変わることも多くチャンスでもあるということです。
前政権のアキノ大統領の時代には外国資本をどんどん取り入れて国を成長させようという自由経済を取り入れて経済は大きく成長しました。
次のドゥテルテ大統領も経済政策はそのまま続けるという意向でしたのでこのままの成長も期待は出来るところですね。
ただ気になるところは国の治安維持に行き過ぎてしまうことがあることと中国とフィリピンの関係が今後どうなっていくかは日本にも影響するところはあります。
フィリピンの総合株価指数の過去5年を見てみると
フィリピンの成長が良く分かります。
5年前と現在では株価が2倍ぐらいまで増えています。
フィリピンのリスクとして考えられるのは株価が大きく下がっている時はどんなときか。
1つはアメリカの金融政策に影響が大きいことアメリカが金利を上げるときにはお金が国外へ逃げて行くことがありそうです。
2つ目は中国の影響ですね。昨年中国は元安に為替を誘導した時にも株価が大きく下がっています。
世界各国特にアメリカや中国の影響は大きく受けそうですね。
しかし今も毎年GDPが6%成長している市場は魅力があります。
人口が約1億人で2023年には日本の人口を超えるという予想がされています。2050年には日本の人口の倍ぐらいまで増えるというマーケットはとても魅力的ですね。
そして日本と違って若い人が多いこと。平均年齢は20代前半ぐらいです
あと英語が話せる人が多いのはとても魅力の1つですね。
新興国といわれる国はこれからも人口の増加が見込めマーケットが拡大していくことが予想されています。こういった成長が見込めるところを自分の資産配分の一部に組み込むことが資産形成には必要かもしれません。
ただ上がることもあれば下がることもあるのが運用なのでリスクをコントロールしながら選んでいきたいですね。