名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです
とうとう今日日銀金融政策決定会合が終わり黒田日銀総裁が金融政策を発表します。
金融政策の内容次第では株式相場や為替には大きな影響が出ますね
今週の月曜日のブログの内容でも今日の金融政策の内容には注目しましょうとお伝えしました。
では昨日今日と行われている日銀金融政策決定会合とはどんなものなのかを今日はお伝えします。
メンバーは日本銀行の総裁1名と副総裁2名そして審議員6名の合計9名です
9名というのも政策で多数決をとった時に必ず過半数になるように奇数になっているようです
ではそこでどんなことを話しているのでしょうか?
経済データを元に今後の経済政策を考えています
経済データは失業率やGDP成長率、企業設備投資率、物価上昇率などの多くのデータが元になっています
データは日銀が独自に調査したりや内閣府が調査したりなど意外と地道に調査しています
この調査データを元に景気が良くなっているや悪くなっているなどの判断をします
そして例えば景気が悪くなっているならば、みんなにお金を使ってもらわないといけないので民間銀行にへの金利を下げます
(民間の銀行はみなさんから預かっている預金を日銀に一部預けています)
日銀の金利が下がったことで民間の銀行も預金者への普通金利や定期預金の金利を下げますね
預金者はお金を預けておいても増えないから今ほかのことでお金を使おうかなという流れが出来るのです
このようなカタチでデータから今後の金利などをどうしようかと決めていくのが日銀の金融政策決定会合になります
例えるとテレビ局などが視聴率の調査をして視聴率が悪いから、新しい番組に変えるのかそれともちょっと様子を見るのか会議するのと似たようなことですね。
金利は私達の生活に関わってきます
お金を預ける時もそうですし、お金を借りる時にも影響があります
金融政策は私たちの生活にも関わってくるので、
今日の黒田日銀総裁の記者会見は注目してみてみるのもいいですね!