名古屋・長久手市近郊で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
今日は朝から雨で1週間のはじまりからどんよりした空気ですね!
そろそろ梅雨に入るかもしれませんね。
では今日のテーマの投資信託の毎月分配型は是か非かについてお伝えします。
まず毎月分配型の投資信託はどんな物でしょうか?
投資信託に預けたお金から毎月分配金として投資信託商品の一定の率が配当として入ってくる商品です
私自身は毎月分配金型の投資信託は好きではありません
なぜかといえば投資効率が悪いからです
運用の基本は複利の効果を使うことですが、分配金として一旦外に出てしまうと複利の効果は望めません
そして分配金には2種類あります!
普通分配金と特別分配金です
普通分配金は1万円が1万2千円に増えて増えた2千円を分配金として出すこと
では仮に分配金が2千円毎月出すことが決まっていて運用が1万円から1万1千円にしかならなかった場合はどうでしょうか?
投資信託からは2千円の分配金は出します
そのうち増えた1千円からと元本1千円から支払います
この元本1千円から支払った分配金を特別分配金と言います
すると分配金を出した後の金額は9千円となります
この特別分配金をよく私はアンパンマンと同じですねとお伝えしています
アンパンマンは自分の顔の一部をお腹が減っている人などに分けたりしていますね!
このアンパンマンと同じような状況になっています!
アンパンマンはジャムおじさんが顔を取り替えてくれるけど、投資信託は元本を取り替えてくれることはありません 笑
なので分配金はもらえてラッキーだけどいつの間にか元本が少なくなっていたということがあり得ます
そこのところをしっかり理解した上で購入して下さい
いつの間にか減っていたと分配金をもらったのがいくらで元本が今いくらあって得しているのか損をしているのかがよく分からなくなってということで相談にいらっしゃる方も多くいます!
ご年配になれば年金暮らしになり生活費の足しに毎月分配型を選ぶことは決して悪いことではないと私は思います。
それこそかなり高齢になれば運用のことなど考えていることもできないかもしれないので、そこを投資信託などで運用し続けていることは預金よりも資産防衛にはなるでしょう!
ただこれから資産を形成していく現役世代の方には毎月分配型ではなくなるべく決算の頻度も少なく分配金をほとんど出さない投資信託が良いと私は思います!
今日も1日いい日になりますように!