名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
台風10号が日本列島に近づいていることもあり慌ただしい朝ですね。
今日は先週に引き続いて住宅ローンのことにお伝えしたいと思います。
先週はフラット35の金利や借り入れ条件などをお伝えしていました。
今回はフラット35Sについてお伝えします。
35SのSは何でしょうか?
Sは特別な意味を表しているのでスペシャルのSですね。
なんかすごい単純ですが、特別な住宅には適用できます。
特別な住宅の条件とは
⓵省エネルギー性
⓶耐久性・可変性
⓷耐震性
⓸バリアフリー性
の4項目で一定の基準をクリアした場合にフラット35Sが適用されます。
フラット35Sは金利優遇されます。
先程の4つの条件次第で優遇幅が変わります。
金利Aプランは10年間フラット35の金利よりもマイナス0.3%の優遇になり、金利Bプランは5年間マイナス0.3%の優遇になります。
ただでさえ低金利の時代のフラット35がさらに下がることになります。
日本は今空き家問題などもあり住宅が余ってきている状況になっています。
正直これ以上新しい住宅を作る必要はないんです。
しかし不動産の売買が滞ると日本全体の消費が下がることになり経済が停滞する可能性になりますね。
ここが難しいところなんですが、中古住宅を流通させることもこれからは大事な政策でしょう。
どうせ新築の家を建てるのであれば長い間住めるよな家を建ててほしいという条件でしょう。
建てる側もフラット35Sの条件を満たすためには予算も増えることになるので、なんでも良いものをつくのが全てではないですね。
家庭にとって住宅は一番高い買い物ですね。
求め過ぎてほかのことがおろそかにならないように住宅の予算を決めることは大事ですね。