名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
本日は家計の消費についてお伝えします。
私は妻と一緒に暮らすようになってちょうど1年ぐらいになりました。
昨年の9月から共同生活での家計簿をつけるようになりました。
生活の最初には色々と出費は重なるもので昨年の9月の出費はけっこう多くありました。
私の場合は1年前と比べてみてあまり参考にはなりませんが、皆さんは1年前と比べてみていかがでしょうか?
家計の消費や収入については総務省が月に1回統計をとっています。
その家計調査の結果をみてみると2016年7月は前年対比で実質で0.5%で消費額が下がっています。
(実質は物価上昇も加味した価格です。)
あれ?
アベノミクスで給料が上昇して消費が増えているのではないの?
そうなんです。
日銀の大規模金融緩和などによって消費が増えることが想定していましたが、消費額は増えていません。
賃金も1年前と比べて2%前後減っています。
この傾向を考慮して外食産業は最近値下げをしています。
食費などの必要生活費は値段が変わろうが必ず必要なものもあります。
こういった消費額が下がる時には衣服費などの下げることが可能な支出から削られていく傾向がありますね。
景気の回復には消費の拡大が必要だと政府は言っていますが、私達は消費を拡大するほど生活はあまくありません。
もっと将来にむけて安心していけるようになれば貯金を取り崩してもいいかなという人は多いのではないでしょうか。