世界の通貨の取扱高は

名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。

先週とあるFX会社のセミナーに参加してきました。
FXはハイリスクハイリターンというイメージがある方も多いと思いますが、仕組みをしっかり知っていればうまく利用することはできます。

これはどんな投資に言えることが出来ますが仕組みをしっかり知ることが資産運用には大切です。
どうすればリスクを抑えることができるのか?
どうして今価格が上がったのか、下がったのかということを知っておきましょう。

仕組みを学ぶ為に多少のコストはかかると思いますが始めは少なく徐々に多くしていくのが投資の基本です。

今回のブログではFXセミナーで学んだちょっと面白いデータについてお伝えします。

国際決済銀行が公表している世界の通貨の取扱高です。
世界で取扱いしている通貨で一番多いのは言わずと知れた米ドルです。
次に多いのがユーロです。

通貨ペアで一番取扱いが多いのが米ドルユーロの交換になります。
この通貨ペアは1日で日本円にすると約120兆円の交換がされています。

120兆円というと日本のGDPが年間約500兆円なので日本のGDPの4分の1が1日で交換されています。
米ドルユーロに続いて多く交換されているのは米ドル円の交換です。

米ドル円は1日で90兆円が交換されています。
金額だけを考えるとものすごく大きな金額になりますね。
それぐらい世界ではお金の流通量が多いことになっています。

ちなみに2010年に政府が為替介入をすることがありましたがその時には1日で2兆円のお金を投入しました。
当時の為替レートは1ドル82円から83円ぐらいでした。
政府は為替介入により円高を食い止めようとしました。

通貨量が多い通貨はそれだけ安定性があるということになります。
安定は信頼に繋がりますね。

日本円と豪ドルの1日の取扱高は約3兆円です。
それに比べると米ドルと円の通貨がいかに多くの取引をしていることになることが分かって頂けると思います。

取扱高ではユーロ円が1日約8兆円と意外と少ないのも意外でした。
上位はほとんどが米ドルが絡んだ取引になっています。

米ドルはやはり世界通貨であり資産形成にはまず持つべき通貨だなということですね。

また後々にはFXの活用方法などもお伝えしていきます。


前田 洋佑
著者:前田 洋佑

MYFP代表。MYFPではライフプラン、住宅ローン、保険など家計の見直しをお手伝い致します。

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