名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
昨日は9月でもまだまだ暑いなと思わせる気温でしたね。
先週末は先輩の結婚式に参列してきました。
とても素晴らしい式でしたし、久しぶりにお会い出来た方もいて人とのご縁は大事だなと改めて感じました。
先週に正式決定をしましたが、2017年度からは国民年金の納付期間が10年からでも年金を受給できるようになります。
本当は共済年金と厚生年金の一元化された昨年の10月からの予定でしたが消費税増税が延期されたことを受けて延期になっていました。
10年の納付で何が変わるのでしょうか?
元々国民年金は20歳から60歳までの40年間納付して65歳から支給されます。
この40年間に支払いもれがなければ満額支給されます。
平成28年4月からの満額は780,100円になっています。
40年間支払って年間78万円ということはもし仮に最低の10年しか支払わなかった場合は単純に4分の1で19.5万円が年間支給されます。
月だったらなんとかなりそうですけど、年間この金額だと月にしたら1万5千円ぐらいですから微々たるものです。
10年しか支払わないのは生活はまず無理でしょう。
しかし40年満額支払ったとしても国民年金は月で6.5万円になります。
40年の満額でも老後の生活は難しいことは予想できます。
厚生年金がある方はさらにここから上乗せされることになります。
けっして10年で年金の支給対象になるからといって10年しか支払わないというのはやめましょうね。
たまに相談の質問であるのが将来年金自分で貯めておいたほうがいいという考えの方もいらっしゃいますが、
必ず年金は支払っておいたほうが良いという回答をしています。
年金には将来もらえる老齢年金以外にも障害者になった時や、お亡くなりになった時の家族の保障もあります。
今日は詳しくお伝えはしませんが、普通の預金をするよりはかなりマシです。
そして自分で本当にお金をちゃんと貯めれますか?
どうしても必要になったりお金を下しやすくしておくのは貯まりません。
私は今回の制度改正は生活保護給付金の減少を狙っている制度だという認識です。
老後破産という言葉も出ていますが老後に生活保護を受けている人も増えてします。
その人達の収入を増やして生活保護の給付金を削減する狙いがあるのではないでしょうか。
自分達30代40代の世代もまだまだ先のことにはなりますが、コツコツお金を貯めておく習慣をつけ資産運用を覚えて老後の資産形成をしていきたいですね。