名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
今月も残り3ヵ月になりましたね。
年度でいうと9月で半期が終わりました。
毎年10月からは社会保険の制度など大きく変更になることがあります。
本日の内容は10月から私達の生活で変わる身近な制度についてお伝えします。
⓵社会保険加入対象者の拡大
従業員501人以上の企業で働く年収106万円以上の人が社会保険の加入対象に
2016年10月以前は公務員や会社員の妻である第3号被保険者は年収130万円未満の方は社会保険の加入対象外でした。
パートなどで収入を得ていた人は社会保険の加入者にならないように収入を130万円未満に抑えるように調整していました。
それが社会保険の加入対象外になる106万円未満に抑えるように就労時間の調整をする方が増えそうです。
企業としては労働力の不足で新しく雇用を増やす必要がでてきそうです。
就労者としては社会保険の加入により将来の厚生年金が増えることになる人もいますが、今の手取りを気にする人の方が多そうですね。
⓶厚生年金保険料率の引き上げ
10月から納める厚生年金保険料率が0.354%上がり労使合わせて18.182%になります。
厚生年金保険料率は平成29年までは上がることが決まっています。
同じ給料であるならば毎年手取り額が少なくなってきています。
今の高齢者の年金制度を保つ為には納める額を多くしていかなければならないのは百も承知なんですが・・・
主に年金制度の改正が多いのですが、すべては今の社会保険制度を将来も引き続き続けていく為の改定になります。
手取り額が少なくなる分家計の支出の管理をしっかりしていきましょう。