名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
今日は正しく秋晴れで久しぶりに洗濯物が乾きますね(^^)/
今日の内容はイギリスの通貨であるポンドが今急落していることについてお伝えします。
今年の6月にイギリスは国民投票を行いました。
移民が移入してイギリス人の雇用がなくなることが問題となり、
EUから離脱をすることになりました。
離脱直後は世界経済が動乱に揺れ、
日本円も一時100円を下回るように、
イギリスだけでなく世界中がその後の展開に注目しました。
今のイギリスの通貨ポンドと円の関係は以下の通りです。
1ポンド130円に近づいており31年ぶりの安値になっています。
今イギリスに旅行に行くと割安になります。
今年の年初よりも約7割下がっています。
イギリスでの買い物は3割引きになっているようなことです!
日本も円安になれば輸出企業の業績が良くなり日経平均株価が上がります。
イギリスも同じようにポンド安を生かして株価が上昇しています。
イギリスの株価指数であるFTSE100は以下の通りです。
こちらも過去最高の数値になっています。
イギリスはEU離脱で不景気になるかと思いきや株価上昇をしています。
ポンド安はイギリスの輸入企業にとってはコスト増となり利益の圧縮。
さらにインフレが懸念されることになるでしょう。
イギリスはEUとこれからどのように付き合っていくのでしょうか?
今までのようにフリーパスで国境を行き来することができなくなってくるでしょう。
企業にとっても個人にとっても今までのような流通が少なくります。
EUも今ドイツ銀行の財政不安の問題、失業者の多さなど多くの問題があります。
アメリカ・中国と同じように大きな経済圏を持つヨーロッパの動向に注目です。