名古屋・長久手市で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです
今回は住宅ローンの繰上げ返済の種類についてお伝えします
住宅ローンの繰上げ返済には
- 全部繰上げ返済
- 一部繰上げ返済
の2つがあります。全部は残額を全部返済することで一部繰上げ返済は残り1000万円のうちの500万円を返すように残額の一部を返済します。
一部繰上げ返済には
- 期間短縮型繰上げ返済
- 返済額軽減型繰上げ返済
と2つやり方があります。主に利息の軽減効果が高いのは期間短縮型繰上げ返済と言われています。
・期間短縮型繰上げ返済
35年で返済する予定だったのを繰上げで30年にすることです。
上の図でいうと黄色の部分がカットされて期間を短縮します。
そのかわり月々の返済額は今まで通りになります。
このやり方をすると早く住宅ローンの支払いが終えれるようになれることが最大のメリットでしょう!
例えば借入額3000万円金利1%10年間の支払い後に100万円の期間短縮型の繰上げ返済をした場合は軽減効果は約29万円で期間も1年3か月分短くなります。
・返済額軽減型繰上げ返済
返済期間は同じだが月々の返済額を少なくすることができます。
こちらも黄色の部分の元本を先に返して利息を軽減する効果になります
これからお子様にお金が掛かる時期で月々の返済額を少なくしておきたいという人などに向いているやり方です
こちらも同じように当初3000万円の借入で35年返済、金利1%の場合
当初の月の返済額は86,686円が10年後の支払い後に100万円の繰上げ返済をすると月の返済額は80,917円となり月の返済額が役6,000円下がります。利息軽減効果は約13万円となります。
利息の軽減効果としては期間短縮の方が大きくなります。
ただその時の状況、家族の年齢や預貯金残高、金利状況によっては総合的に判断をしないといけないです。
ご自身にあった繰上げ返済をやっていきましょう!
また次はより効果がある繰上げ返済方法についてもお伝えしますのでご期待下さい(^◇^)
今日も1日皆さんにとっていい日になりますように!