名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
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それでは今日の本題の「保険の免責」のことについてお伝えします。
必ずこの免責というのは
保険内容説明を聞くときや、
契約する時には聞く言葉になります。
ではこの免責というのは何か正しく理解しているは少ないと思います。
免責には2つの種類があります。
➀金額の免責
➁日付の免責
⓷その他免責
3種類の免責についてこれからお伝えします。
金額の免責でよく出てくのが、自動車保険と火災保険です。
金額の免責とは
例えば事故をして自動車の修理代金が100万円掛かったとします。
保険の免責金額が0円であるならば保険会社から支払われる金額は100万円ですね。
しかし免責金額が10万円としてある契約内容の場合は
保険会社から支払われる金額は90万円になります。
100万円―10万円=90万円
もし100万円の修理ではなく、車をこすってしまったようなかすり傷で修理代5万円の場合は
免責金額が10万円の契約は支払いはされないことになります。
もちろん同じ保険料であれば免責金額は0円のほうが嬉しいです。
しかしこの免責金額によって保険料が変わることになるのがやっかいです。
多少の修理であれば自分の預貯金から払う考えであれば
免責金額を高くして、支払う保険料を安くしていた方が得。
保険から全部支払ってほしい方は、保険料は高くなる構図になります。
➁日数の免責
がんの診断一時金は加入した日から90日後からの保障になっています。
これはがん保険に加入しても1か月後にがん告知されても保険からの支払いはされません。
せっかく加入した保険なのになぜと思うかもしれません。
例えばがん検診を受ける前に心配だから
がん保険に加入しておこうとすることを防ぐ目的が保険会社にはあります。
あくまで保険は普遍性や平等性を保つことが必要です。
すぐに支払うことが頻繁になると、
全体の保険料の上昇につながります。
みんなを守る為の保険だということをお忘れなく。
➂その他免責
その他は社会秩序的に問題があることは
保険支払いの対象外になるということです。
例えば飲酒運転の事故や保険金目的の支払いなどになります。
こういった社会秩序を乱すようなことは
保険会社は支払いの対象にするとちゃんと明記してあります。
免責について正しい理解をして保険を決めましょう!
よく自動車保険では契約者の意向とは違ったかたちで
ご契約している方も多くいらっしゃる為、
免責の確認して保険料ちょっと浮くこともあります!
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