名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
本日は「奨学金」についてお伝えします。
こちらは月1回お客様に送らせて頂いている
「まえだのご縁です。」のクイズの解説にもなります。
奨学金といえば大学に通う方で
経済的には厳しい家庭を助ける制度になります。
高等教育を受けた方の6割が大学または専門学校などの
進路を経て社会人になる時代です。
私が大学に入学した時の15年ぐらい前と比べても
1割程上昇しています。
多くの方が進学される時代です。
親としても出来る事なら大学までは進学してほしいと考えて
子どもの教育費を考えている家庭がほとんどになります。
しかし大学の教育費って高額であります。
4年間の学費としては
国立でも約250万円と高額になってきます。
さらに下宿や学生寮となると
仕送りも必要になってきます。
子どもが1人ならまだなんとかなる。
2人、3人となるとちょっと厳しいという家庭もあります。
そんな時に奨学金を使うことによって
家庭を助けることができます。
奨学金は第1種と第2種があります。
第1種は無利子ですが、
学力や親の年収などの審査があります。
第2種は有利子となりますが、
教育ローンよりも金利は低くなります。
第2種は学力の審査はなく、
親の年収は関係してきます。
奨学金はもちろん使えるのであれば、
選択肢の1つですが
出来る事なら使いたくないですね。
やはり学生にとっては
借金になります。
現在奨学金を使いながら、
学校に通っている人の割合は
52.5%で2人に1人は利用して学校に通っている状況です。
社会人になる時には半数の人がマイナスからの
スタートという状況です。
新入社員ではちゃんと返していけるのか
ということも1つ問題になっています。
将来的には学費を無料にする
子ども保険なども国会では議論されていますが、
教育は日本の将来を担う人材を育てるわけですから、
たくさんの人に良い教育を受けてもらいたいと私は思います。