名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。
先日の選挙がありまして、
結果としては与党の大勝となりました。
今回の選挙では政策面での論争が少なかったため、
これからどう変わっていくのかがいまいち分かりづらい選挙になったイメージです。
しかし与党が勝利したことは
2019年10月には消費税は10%に上がる見込みです。
食料品や生活必需品は上げないなどとする、
軽減税率を適用するかどうかはこれからの課題になるでしょう。
消費税前に購入しておいた良いものについてお伝えします。
消費税は直近でも5%から8%に上がっていますので、
記憶に新しいところです。
当時も駆け込み需要がありました。
百貨店の売り上げは過去最高を増税前には記録しました。
消費税が大きく関わるものは
やはり大きな買い物をする時です。
100円のアイスを買って、
108円なのか110円なのかは大した問題ではありません。
大きな買い物にはやはり不動産があります。
ご存知の方も多いかと思いますが、
土地には消費税はかかりませんが、
建物には消費税はかかります。
2000万円の建物を購入した時には
8%であれば160万円の消費税になり、
10%であれば200万円になります。
差額40万円は大きな差になります。
40万円貯めるのもたいへんですからね。
前回の増税の時にはこの差額を埋めるために
どのような対策が取られたのかといいますと
住宅ローン減税限度額の増額になります。
消費税が5%の平成26年3月末までは
一般住宅で
最大控除額が200万円でした。
増税後の平成26年4月以降は
最大控除額が400万円で倍になりました。
この住宅ローン控除の活用により、
実は増税後に住宅を購入した方が良い人も出てきました。
では今回の増税の時にはどうなるのか?
ローン控除限度額をさらに上乗せするのは現実的ではありません。
ローン控除は年末借入残高の1%が控除されるのですが、
4000万円以上の借入をする人がそんなに多いとは思えません。
あるとするならば控除期間を延ばすことかもしれません。
現状はローン控除期間は10年になっていますが、
15年に引き延ばすこともできるかもしれません。
具体的な話が出てくるのは増税の1年前ぐらいからになりそうですが、
大きな買い物をするのは増税される前が1つのポイントになるかもしれません。
早くと焦って購入を失敗するのもいけないので、
事前に早め早めに動いていきましょう。