金利が上がると株価はなぜ下がる

名古屋を中心に東海地域で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです。

 

2月になり、寒い日が続いていますね。

今週から平昌オリンピックが始まるというというのに、

株式市場は世界中で大きく下落しています。

今回の下落の原因は何なのか?

 

アメリカの金利上昇が主な原因だと言われています。

1月の雇用統計、失業率は内容も良く、

賃金が上がってきています。

 

景気が良くなってこれば、

金利上昇します。

 

ではなぜ、

金利が上がると株価が下がってしまうのか?

この相関関係について今回はお伝えします!

 

多くの方は株式で資産を持っているよりも、

預金のように安定した資産で保有をすることを好みます。

 

株式は変動があるので、

減るかもしれないというのはやっぱり不安だなって思います。

 

しかしここ最近はどうだったのかというと、

安定資産の債券の金利があまりにも低かったのです。

 

例えばですが、

安定資産で年間2%ぐらいは利回り取れればいいかな

と思っていました。

 

しかし金利が0.1%では安定はしていても

まったく利回りが取れません。

 

金利があまりにも低いので、

しょうがいないのでリスクを多少はとって株式で運用していた

という状況でした。

 

しかし今回のように金利が上がってこれば、

不安定な株式よりも従来通りに、

債券にお金を戻したくなります。

 

やっぱり安定して資産を増やしていきたいですね。

 

今まで株式のほうに流れていた

お金が債券に振り向けらたことにより、

株式市場からお金が逃げて下落しました。

 

株式市場というのは心理的なこともありますので、

みんなが売却したのであれば、自分も今のうちにという心理も働きます。

 

日本国民全員が株式を購入したら、

単純に株式価格は上昇します。

 

集団心理で株価は動くこともあります

 

今回はアメリカ発の金利上昇が1つの要因ですが、

日本企業の12月までの業績は堅調になっています。

 

これから少しずつ春に向かい暖かくなってくる季節です。

株式市場も冷えた状況からまた戻ってくるのかを

注意深く見ていきましょう。

 

資産形成やお金の困りごとはご連絡ください!

 


前田 洋佑
著者:前田 洋佑

MYFP代表。MYFPではライフプラン、住宅ローン、保険など家計の見直しをお手伝い致します。

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