名古屋を中心に東海地域で活動しているお金の専門家、ファイナンシャルプランナーのまえだです。
今日は教育資金非課税制度について
今更ですがお伝えします。
この制度は2013年4月から始まり、
期間限定の制度になっています。
終わりは2019年3月までと一応なっております。
今後延長されるかどうかははまだ分かりません。
教育資金非課税制度は
孫1人あたり1500万円を上限として一括贈与を非課税とされています。
金融機関で孫名義の専用口座をつくり、
贈与する金額を入金しておきます。
学校の入学金や授業料など
使った分の費用を口座から引き出すような仕組みです。
この制度の良い事は
学校の授業料と入学金以外でも
習い事の月謝、給食費、塾の授業料など
幅広くカバーすることができることです。
塾や習い事については
500万円までと上限があります。
この制度のめんどくさいところは、
先にお金がもらえないことです。
親は先にお金を負担してから、
使った分の領収証を添付して銀行に持っていく必要があります。
銀行によってはスマートフォンで領収証を撮影して
アプリで送ることでできるなど改善はされてきています。
この制度では孫が30歳になった時に
残った部分に関しては贈与税が掛かってくること
そして教育資金に関しては
家族間では扶養義務があるため
非課税で出来るなど、
本当に使った方が良いのかという疑問がありました。
何でも使えば良いということでもありませんが、
ご家庭によっては使ったほうが良いかもしれませんので、
当てはまる方は今一度考えてはいかがでしょうか。