名古屋・長久手市近郊で活動しているファイナンシャルプランナーのまえだです
昨日は外貨建て投資のセミナーに参加してきました
為替が変動する要素は何千もあるということでしたが、大きくは3つの要素があるということを聞きました
今回はそのうちの1つをお伝えしたいと思います
為替の変動に影響をあたえるのは物価になります!
もし仮にアメリカでビックマックが1ドルで売っていたとします
1ドルが100円であれば100円でビックマックが買うことができます
しかしアメリカの物価が上昇してビックマックの値段が2ドルになったとします
すると1ドルが100円のままであれば200円を出して買うということになりますね
しかし元々世界のどこでもビックマックは同じ値段だということがあったとしましょう!
今まで100円だったものが200円に値上がりしています
アメリカは物価上昇をして会社員の給料も2倍に上がっているので2ドルでも今までと同じように購入できますが、日本人の我々だけが価格が上がっていることになりますね
この場合は世界のどこでも同じ値段というのが崩れてしまいます
なのでここで為替の調整をするのです
日本人の我々は物価上昇していないのであれば今までと同じ価格でビックマックを購入できないとおかしくなってしまうから
今まで1ドルが100円だったのが1ドル50円になればいかがでしょうか?
アメリカでのビックマックが2ドルだったとしても1ドルが50円の為、今まで通り100円で購入することができます
これが世界のビックマック指数ということになります
為替は2国間の物価上昇があるかにもよって変わるということになります
では現状ではどうでしょう?
日本はこれまでデフレで今の物価上昇は1%未満、アメリカは2%の物価上昇をしています
物価上昇が高い国の通貨が安くなり物価上昇が少ない国の通貨が高くなる傾向があったので、長いスパンで考えたらこれまでは円高だったと言えます
これから日本が物価上昇を2%するのであれば他の要素も含みますが円安になるのではないでしょうか